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キズの修理

木工家具のKさんに塗装が出来上がったと連絡を入れた。

品物を取りに来たKさんは、持ち帰ろうとしたとき、パイプの先に

ぶつけてしまった。

結果は・・・塗膜が擦れて剥げただけでなく、えぐれてしまった。

20090731_1

持ち帰って取り付けの作業をするつもりだったとか。

それは午前10時ころのこと。

ちょこちょこっとすぐに直るものだと思っていたらしく、しばらく待っていた。

「お昼くらいには出来る?」

「早くて今日の夕方、明日の朝の方がいいんだけど」

「そんなにかかるんだ。じゃ出直してくる」

と言って帰っていった。

 

塗装しおわった部分を養生しなければならない。たとえ同じ色を吹き付けるにしても

天板部分は仕上がっているので、キズの部分だけをパテ処理して直す。20090731_2

パテが乾かないと平らに砥げない。物によっては乾いたパテが痩せて

更にパテを付けないとならない場合もある。

時間が必要なのだ。

20090731_3

吹きなおした。完全に乾いてから養生の紙とテープを外す。

20090731_4

塗装はよく、女性の化粧に例えられる。特に家具や建具の塗装は・・・

 

塗装する品物を作る人や、それを扱う人、運ぶ人など、このような仕事に携わっている

関係者でさえ、

「塗装さえすれば粗隠しできる」「塗装すれば多少のキズやズレなどもわからなくなる」と

思っている。・・・なので、扱いがぞんざいだ。

 

生地の下地をキッチリ処理しないと塗装仕上げしてから、悪かった所が出てくる。

例えば、運んでくるときなどちょっとポツポツ雨に当たったとする。

乾いて届いて、見た目ではまったくわからないが、塗装すると雨粒が現れるのだ。

濡れた所と乾いてる所は塗料の吸い込み方が違うから。

雨に当たったのが事前にわかれば対処してやれるが、ちょっと濡れたぐらい関係ないだろう、乾いたしと、気にしないでいられることが多いのだ。

キズもパテするんだからこれくらい大丈夫だろう。生地が少し足りないが、ちょっとならこれを使おう、塗れば判らなくなるから。ちょっと隙間ができたけどまぁいいか、パテで埋めるんだから。段差が出来た、まぁいいか、パテで処理するんだから。

雨粒ではないが、ちょっと気をつければ済むことなのに、きれいな品物は出来上がりもきれいなのは言うまでもない。

女性の化粧、下地が良ければきれいにできます。下地に時間が掛かるのは出来上がりはどうなんでしょう。自然さがなくなるのかも。

 

このような扱いは塗りあがった物に対しても似たようなもので、運んでいった先で

「キズがついていた」「キズをつけてしまった」「現場で寸法が合わなくて品物を切った」etc

塗装した物が無事納まることを願う毎日です。

 

 

屋根、外壁の塗り替えから家具、建具のキズの修理、DIYは高橋塗装店

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2009年08月05日 22:49に投稿されたエントリーのページです。

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