手仕事は機械を使わず、手と道具だけで作り上げています。
それは、とても柔らかく、温かみがあって、同じ物を作っても完全に同じ物は作れない。
そんなところが美しく「愛おしいなぁ」といつも思います。
それが子供の作品でも、熟練した職人の仕事であっても。
今日、仏壇屋さんのご主人が塗って欲しいと、とても立派な額縁を持って来られました。
欅の一枚板を背に紅葉の彫り物がされ夏目漱石の言葉なのでしょうか「則天玄私」の文字。
欅の木目を水の流れに見立て、紅葉が流れて行く様が美しいものです。
直接板を彫ったり板に埋め込む方法もありますが、今回は彫刻した物を板の上に貼ってあるので
立体感があります。木目がどのように出るか計算され、デザインも巧みです。
このような作品に私が塗装でお手伝いできることは、ほんとうに嬉しいです。
このような手仕事が木に限らず少なくなってきています。大切にしたいものです。 MAYA
↑ 塗装前の木地の状態です。額縁のサイズは1500×600
↑ 着色をしました。
↑ 額縁の淵です。黒のウレタン艶ありを塗ります。
↑ ラッカーで塗装しました。黒い淵を付けると最初の写真です。