引き出し部分がまだ養生されたままですが内側の扉が付きました。
この白い家具が、どんなお店に置かれるのか想像してみます。
付き板(木地を薄くスライスしたシート状のもの)を貼った家具は多いです。
目的によっていろいろな物を貼ることはあります。
目的は様々でしょう。
「木」に見せたい。・・・これ一つとっても軽く仕上げたい、コストを下げたいetc
本物の木を使わなくても木の木目をプリントしたシートでもいいじゃないかということになってくる。
いえば「木」に見えればいい。
その結果どうなっていくと思いますか?
作る側もそうですが、買う側にも変化が起きてくるのです。
買う側の人はプリントシートを貼った様々な家具に囲まれて生活しているとします。
家を建てることにしました。「木」をふんだんに使った内装です。
部屋や廊下に腰板といって腰の高さくらいまで板を貼りました。
腰板の高さまでは、壁が一番傷つきやすく汚れやすい部分ですから、腰板というのは、美観と
壁を保護するのに適しています。
さて塗装が終わって施主さんがクレームを出しました。クレームの内容は
「腰板の木目の模様が同じでない。板の色にムラある」
自然木を使っていて全部の木目の模様が同じになるなんてありえません。
色もそうです。同じ木でも色の吸い込みは成長が違う部分で同じではありません。
本物の木を使っているから隣同士で使っても木目は同じにはなりません。
この上から木目模様のプリントシートを貼れば・・・ということになります。
このクレームは本当にあったことです。
プリントシートに囲まれていると本物を否定してしまうことにもなるのですね。 K
コメント (1)
始めまして。
大川の家具メーカーで
ネットショップ担当してます
アッキーと申します。
調べ物をしていてこちらのページにたどり着いたのですが、
天然木の家具をネット販売していますが、やっぱり同じようなクレームがあります。
難しいですね…
私達の周りにあるのは、本当にプリント板ばかりなのですから…。
投稿者: アッキー | 2010年02月19日 10:31
日時: 2010年02月19日 10:31