知り合ってから後、誘われて伺った彼女の家でたくさんのご馳走をいただいた。
そこで使われていた器が次々と変わる。
食べ物に合う器で、陶器、磁器、漆器、ガラス・・・
それまで私が使っていた器といえば、おまけでもらった皿、頂き物の名前入りの器、子供が使った
イラスト入りの皿。義母も使っていた茶碗等等。
それらの器を使っていて疑問に思ったこともなく興味を示すことなかった。
彼女の家から戻ってきてからは、ある意味のショックと強い刺激を受けて「料理と器」について
とても気になり出した。
私も気に入った器で料理を盛りつけようと思い、徐々に今ある器を入れ替えていった。
結果、毎度の食事が「食べ物から料理」に変わったと思う。
そして、私の生活観まで一変した。
今、気持ち良い生き方をしていると思っている。
彼女からの影響が大きい。
Hさんは食べ物はもとより天然酵母パン、パッチワーク、籐編みは蔓を山へ取りに行くほど、全て
手作りなのだ。
そんなHさんから洋裁を教えてと言われた。私にも彼女に教える物があるんだと思い、嬉しかった。
月1の出張教室の予定だったが、一度も実現することなく・・・・・・・
早すぎる、二度と会うことが叶わない所への旅立ちだった』・・K・・