その中のIさん、Yさん、Hさんの話。
IさんとYさんは中学時代「不良」と呼ばれてツッパッていた。
自慢の髪型、リーゼントと長い学ランをビシーッと決めて、肩で風を切る。闊歩していた。
彼らは喧嘩はしていたが悪いことはしなかった。
当時の先生も負けてはいなかった。
何度言っても言うことを聞かないから、彼らの自慢の髪に鋏を入れたり、達磨ストーブの
火掻き棒で頭を叩いたこともある。火掻き棒が曲がるのを見たことがあった。
彼らは先生に反発していても反抗はしなかった。
Hさんは頭がいい。運動が苦手な委員長。色が白くて典型的な秀才タイプ。
そんな彼らたちとなぜかウマが合っていて45年になる。変わらない付き合いができている。
Iさんの倅さんの結婚式に「新郎父の友人」として、Hさんと一緒にご招待された。
Iさんの家族公認の女友達なのだ。
兄弟やいとこみたいな感覚かな。宝物である。
同級生には今でも「君」付けで呼んでしまう。』・・K・・